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'18/10/11
結論・ ライダーとガンダムも含め、基本バンダイのせい

一方、平成ウルトラマンは・・・ずっと昔の初期三部作(昭和のウルトラ
シリーズと同じ時系列上に無い)くらいしか観ていない!
だって昭和脳にとってはイ メージ違いすぎなんだもの
最近、ライバル キャラでウルトラマンに変身する奴がメタ的に揶揄して
いた
そうザマスが、私もウルトラマンの姿で人間の言葉で会話する
シーンが多すぎるのとか「超人」イメージが損なわれる(基本デュワとか
ヘアッで通せ)ので好きじゃないザマスな〜。自分はウルトラ兄弟同士で
会話するシーンの増えた、ついでにヤプールのような組織的な敵がいる
エース以降ですら不満があったし、漫画『ザ・ウルトラマン』は世代がズレ
てるし、基本ウルトラマンってのは『ノアの神』の如く神性が強くあって
欲しいものなのザマス。あ、セブンは(ゾフィーと比べなんか世俗的な)
セブン上司とかいるし、スペクトルマンの仲間な気が、中の人も一緒だし。

(また変身アイテムが玩具然とした大きく嵩張る物になってい くのもライダー
と同じ、「俗」なウルトラマンなんて嫌ザマスよ。)




今期のアニメとして、円谷特撮ヒーローの中でもマイナー(何せ特撮
ブームから外れた'90年代前半作品だし)な「グリッドマン」の新シリーズ
が始まったザマスが、どうせ懐かしの特撮ヒーローをリメイクするなら
私はピープロの「スペクトルマン」が観たい
同社の作品だと(原作は手塚治虫だけど)「マグマ大使」がOVAで、
「快傑ライオン丸」が舞台が現代でどこがリメイクなんだかな実写で
作られているザマスが、どっちも完全に忘れ去られた存在だし、出来は
お察し。ほぼバカ映画になってるけど、実写で劇場版の「電人ザボーガー」
は悪く無かったザマスが。
スペクトルマンの特徴は、なんと言っても彼が宇宙の公務員的存在で、
しかも単身送り込まれ、上司の許可がなくては変身できないわ、理不尽
とも言える命令を送ってくるわ、かなりブラックな労働環境にあるところ。
その反動なのか、人間・蒲生譲二としてマイナーな公共機関で(押しかけ
就職して)働いている時は、当時の「モーレツ社員」ではなく「無責任男」
寄りの二枚目半キャラクターだったり。今リメイクされたら、ブラック体質
な企業が出て来たり、美しい地球を求めるゴリはエコテロリストだったり、
蒲生はあいかわらず下っ端役人だったりするのザマスかね。

(劇場版で実写の『クロマティ高校』に、全く原作漫画と関係 無く宇宙猿人
ゴリとラーが出てくるザマスが、メインの客層には理解できたのか?)




'18/10/13
大平洋戦争後期だと シャーマン戦車など米式装備の部隊もあるし

Twitterで、いわゆる「抗日ドラマ」とは大違いな、中国の戦争映画に
おける、意外にレベルの高い日本軍の描写が紹介されていたザマス。
南京攻略戦における日本軍は、映画撮影のために新造されたTK(九四
式軽装甲車)が複数出て来て歩兵を支援!貧弱な豆タンクであっても、
ちゃんとした対戦車兵器を持たない中国兵にとっては実際脅威だった
のがよくわかるザマス。あとこれはカッコ良さ優先の演出ザマスが、TK
を撃破するために集束手榴弾を抱えた決死兵たちが
一列縦隊で生身ジェットストリームアタック!
後に続く者の盾となるように先頭から順に機銃でなぎ倒されていくの
ザマスが、最後の一人がTKの下に倒れ込んで自爆、撃破に成功するの
ザマス・・・って、日本軍戦車の機銃って20発入りの箱型弾倉だから、
その途中で射撃が途切れるわけで、一列にならず様々な方向から
一斉に突っ込んだ方が犠牲が少なかったのでは(野暮)?
そしてこれらの描写にケチをつけている人に共通している点=そもそも
評論できる程のミリタリー知識が無い。当時の国民党軍がドイツ式装備
である程度のことも知らないで何ぬかしてやがんるんだか。どうも中国兵
=戦中・戦後長い間の、人民帽被ったゲリラめいた八路軍や人民解放軍
のイメージしか無い模様。

(そして別の空戦映画ではなんと・・・続く。)



'18/10/14
引き込 み式銃座の一一型と違い、二二型以降はブリスター型銃座

また別作品での、初期の渡洋爆撃で九六中攻と、カーチス・モデル86
ホークIIIの空中戦の描写。戦闘機不要論の頃の近代的全金属製双発
爆撃機として期待された中攻が、しかし三割にも及ぶ大損害を出した
実際の話ザマスが、おそらく史上初めて(一一型独自の)上部の
引き込み式銃座を上げ射撃するシーンが描か れてる!
これと下部の銃座を出し、更に機体下部に爆装していると、空気抵抗が
増大して速度が300km/h以下に落ち、当時の複葉機としては比較的速い
ホークIIIやI-15bisに追いつかれ、蜂の巣にされて撃墜されてしまうの
ザマス。ホークIIIは二挺のうち片方だけだけど12.7mm機銃を持ってるし、
I-15の改良型I-15bis以降は、発射速度が従来の倍以上という7.62mm
ShKASを装備、速力で複葉戦闘機を振り切るはずで防御の弱い中攻に
とっては大変な脅威なわけだったザマスな・・・しかしこれまた、知識も
ないくせに「複葉機が強すぎ」みたいなリツイートしてる奴が居たし。
どうしてWikipediaで確認できるレベルの事を調べもせず、ドヤ顔で断言
口調で、実際は見当違いのクソリプしちまうかな〜。

(ゲームアプリ『WAR WINGS』での自機としての活躍ぶりもあって、I-153
やボーイングP-26などの大戦間の戦闘機のプラモが作りたくなった。
あと中攻は余計な突起が無く銀色の民間型・ニッポン号が一番美しい。)




'18/10/15
『紅の 豚』(1920年代末)のちょっと後の時代

大戦間、特に1930年代に入ってからは、昔ながらの布張り複葉機と、
全金属製の単葉機が混じりあい、急速な進化の中で数年で旧式化
するのを繰り返していて、航空機の歴史上興味深い時代ザマス。
運動性よりも速度を上げることを優先された爆撃機は、ひ どく不細工
な建築物みたいだった複葉機
から、戦闘機より一足先に全 金属セミ
モノコック構造に移行
。見た目にバラエティーに富む時代ザマスが
更にバカみたいに派手な塗装のアメリカ陸海 軍機がイカス
翼が黄色で胴体が水色とか、カウリングが真っ赤だとか、全金属製に
なると、それを誇示するかのように無塗装、ジュラルミンの機体表面を
ピカピカに磨き上げ、派手なマーキングも付いていたりして、全く迷彩
を考えないアニメのロボット風ザマス。ゲームアプリ「WAR WINGS」
でも、どうせ迷彩効果は殆ど無いし、よく使う機体はゴールドを消費
してでも派手な物を選択、傾奇者めいて戦に挑んでいるザマス。

(アメリカ海軍機は第二次大戦後も、1970年代まで明るく 派手な『ハイ
ビジ』塗装が施され、模型映えしてたものザマスな。)




'18/10/16
何より 同意してるプロの方が断然多いんだから仕方がない

Twitterで編集者による「漫 画家に「なれる人」「なれない人」の違いの
話。」というツイート
があって、要約すると「漫画を描く行為を特別と
思わない、気軽に描き始める人」ほど実際に漫画家になれ、またプロ
として続けられるということ。これはまったくその通りで、漫画に限らず
クリエイティブな仕事は全てそうだと言ってもいいと思うザマスな。私
なんか、まず机に向かうまでが大変(そして始めるとようやくノッてくる)
レベルだから、職業として続ける資質に欠けるのは明らかだし。
しかし一部の人々はこれにカチンときたらし い
ツイート中の「漫画を描くなんて大したことないと思ってる人が多いです」
の一文に対し、過敏症のように反応。描くのにこんなに苦労している!
体調を崩すほどに!なのに「大したことない」「楽に描ける」とは何事か!
・・・てことらしいのザマスが、読解力無いバカなの?この方々??と、
いうか、認めたくない「できない理由」をズバリ指摘されてしまい、逃げ道
が無くなって「取り消せ!取り消せ!」と逆上してる感じに見えるザマス。
作品を発表する場が雑誌や同人誌等しかなくハードルの高かった昔と
違い、誰でも全世界に向けて公開できるインターネットのある現代。
そんな環境があるのに描かない、でも他の誰も困らないし必要でもない
(必要とされる段階にすら踏み込んでない)、そもそも「漫画を描きたい」
よりも「漫画家として喰っていきたい」が動機として先にある人にとって
まんが道は苦痛ばかり。プロとして続けていくための適性が無いザマス。

(私が常々思ってる、聞かれもしないのに『それをやらなくて いい理由』を
語り出す奴は確実に無能、の法則にも合致すると思うザマス。)




'18/10/17
CGが 使えるのでクリーチャーの作り物感は低下しリアルに

amazonプライムで「遊星からの物体X ファーストコンタクト」を観る。
1982年のジョン・カーペンター版の前日譚=ノルウェー観測基地の
壊滅を描いたもの。南極の氷の下に閉じ込められていた宇宙船を
偶然発見した観測隊は、その近くで氷漬けになっているエイリアン
を発見。アメリカから呼ばれた科学者たちと共に、氷ごと切り出して
基地に持ち帰り、調査を試みる。しかしエイリアンは蘇り、隊員を
襲って体内に取り込んだところで焼き殺される。検視してみると、
取り込まれた隊員の肉体がエイリアンの体内で再生されかけている
のを発見、他の生物の姿をコピーしてなりすまし、増殖していく怪物
であることが判明。そして人知れずなりすまされた隊員はまだ他に
おり犠牲者が続出、隊員たちの間に不信感が満ちていく・・・
基本やってることはその後のアメリカ基地とほぼ同じ

仲間が「物体X」が化けているのではないかと疑心暗鬼になり
内輪もめを始めるとか、偽物の識別の仕方(今回はコピーの際、
義歯などの人工物を再現できず排出される点に気づく)を発見
するとか、対抗するための武器はあいかわらず(融雪用らしい)
火炎放射器だとか。加えて結果はわかっているので展開に意外性
はなく、またカーペンター版にきちんとつながる部分、二つの顔が
くっついた死体だとか、ノルウェー基地の壁に刺さっていた斧とか、
最後に逃げ出した犬とかそれを追うヘリ、使うライフルも同じG3
だったりするのがきちんと描かれており、前作好きのためのファン
ムービーって感じ。あと原作小説「影が行く」同様に、コピーされた
人間が正体を見せる寸前まで自分が物体Xだと自覚しておらず、
普通にほかの人間を心配したり助けようとしている描写が幾つか
あったザマス。「仮面ライダーカブト」のワームにも、コピーした
人間になりきって怪物であることを忘れてしまった奴がいたザマス
な。そういやカーペンター版でも物体X同士が協力し合う描写は
なかったし、単体で生き残ることしか考えてない生物なのか?

(そして立て続けにカーペンター版を見直し、更にはネット上 で全部
視聴できる旧作『遊星よりの物体X』動画を見つけ・・・続く。)




'18/10/18
三作の 共通点・邦題にある「遊星」なんて出てこない

続いてカーペンター版「遊星からの物体X」を視聴。私はこれリアル
タイムで劇場で観ておらず、翌々年に(共に劇場公開時にはヒット
せず、後に高い評価を得た)「ブレードランナー」と同時上映で名画
座で初めて観たザマス。B級ホラーとして非常に良くまとまっており
また様々な作品に真似された、グッチョグチョの変形クリーチャー
を生み出した点で高評価。なおラスト、主人公以外の生存者の黒人
の吐息が白く見えないので物体Xが化けてる説があったザマスが、
単に照明の関係で見えにくかっただけと監督も言っており、そもそも
人間をコピーしてるので吐息も白くて当然ザマスな(実は観客視点
での識別法が別にある)。ちなみにこのカーペンター版、旧作「遊星
よりの〜」より、遥かに1938年の原作小説に近い内容なのザマス。
そしてその1951年の古典ホラー映画「遊星よりの物体X」も視聴。
舞台は南極ではなくアラスカの米軍基地、氷の下の円盤を発見し
凍ったままのエイリアンを基地に持ち込むのは原作や「ファースト
コンタクト」と同じ。その際、テルミット爆薬を使ったら宇宙船が燃えて
失われるのは原作と同じ。エイリアンは原作だと赤い三つ目で髪の
あるべき所に沢山の青い蛆虫がたかったようなのが付いたキモい
姿で、「ファーストコンタクト」では一見してなんだかわからんグッチャ
グチャクリーチャーなのに対し、ちゃ んと服を着たヒューマノイド型
更に他の生物に擬態するのではなく、人型の植物生命体で動物
から吸血し、種子によって増殖できるモンスターで、全然違うし。
これに対抗するアメリカ軍、相手が植物だから銃は効かない、
しかし後の二作と違って火炎放射器がないので、ドアを破って部屋
に入ってこようとした物体Xめがけ
バケツで豪快に灯油をぶっかけ、信号弾で点火!
特撮とか一切なく更にバケツで灯油をぶっかけ、防火対策した役者
は本当に火だるまでセットの中もリアルでボーボー大炎上、ワイルド
にも程がある攻撃手段と撮影風景だったザマス!

(撮られたのが『赤狩り』の時代だけに、『人形遣い』『イン ベーダー』
同様、国内に潜む侵略者に対する警鐘がテーマっぽい・・・まだ続く。)




'18/10/19
The ThingをB 級映画に相応しく「物体X」と訳したセンスは良い

ホラー映画の古典「遊星よりの物体X」。原作や他の映画と異なり、
人型吸血植物なので人間に擬態することはなく、隊員同士の疑心暗鬼
の描写はなし。代わりに学者先生が隠れてその植物を栽培しようと
試みたり、貴重な発見である物体Xを殺すのを妨害しようとする展開
はあるザマス。他の作品では登場人物が南極越冬隊員なのに対し、
こっちはアラスカの観測基地にいる軍人たちなので、人数は多いし
戦意も旺盛。物体Xもフランケンシュタインの怪物めいた奴がグワ〜
とか言いながら歩いて襲ってくるだけで、正直あんまし怖くないし。
やたらとカメラ固定のワンカットに大勢が入って会話するシーンが多いし、
ホラー物にふさわしい緊張感が足りないザマス。原作とこの映画では、
高圧電流を流す仕掛けを作って焼き殺せたし、全滅エンドでも無く、最後
無線で の状況報告で、宇宙からの侵略を警告す るという、この映画が
作られたのがいかにもソ連との
冷戦期の始まりらしい、「空を見張り続けよ」の台詞で終り
ところで物体X、あんなグチャグチャの不死身生命体だったら、生きるのに
科学を発展させる必要ないと思うのザマスが、「元は宇宙船を作れるほど
の高度な科学力を持つ生物で、バイオ技術の高度な発展で、自らの肉体を
作り替えてああなったのではないか」という仮説もありえるザマスな。個人的
には宇宙船に乗ってきたエイリアンも本来は物体Xではなく、どこかで入れ
替わられて地球にやってきた、同じ犠牲者だったのではないか(コピー元の
知識を使えるので、カーペンター版のように宇宙船の部品を作ったり、原作
のように個人用反重力装置を作ったりもできるけど)とも思うのザマスが。

(後の二つの映画で使われている、闇がThe Thing文字 の形に抜けて光が
漏れ出すタイトルテロップ、実は『遊星よりの〜』からやっていたのザマス。)




'18/10/20
イモ付けでも強力接着な 速乾型流し込み式Mr.セメントSPが大活躍

その辺に置いてあるミニスケールモデルを、発作的に素組みするの
を再開。今度もマッチボックスで、ハ ンバー装甲車とヴェスペ自走砲。
ハンバーは近年タミヤ1/48、ブロンコ1/35が出たザマスが、大昔は
他にハセガワ1/72だけだったし、稀少だったのザマス。マッチボックス
は部品がランナーに付いた状態だと、モールドが甘く出来が期待でき
ないように見えるのに、組み始めると合わせは悪く無いし、完成すれば
同時代の日本製キットに出来で負けていないどころか勝る物もあるし、
何よりベースとフィギュア付で、そのままミニディオラマが作れるのが
楽しくて良いキットザマス。しかし砲塔はハセガワのMk.IIと比べ扁平な
Mk.I用のようで、Mk.IIでも初期型はMk.Iの砲塔なのか(資料が無い)?
そしてヴェスペ、シャーシに1974年の刻印が!'70年代末辺りからの
シリーズかと思ってたけど、フジミやニットーの1/76シリーズと同期なの
ザマスな。箱絵とディオラマベースは北アフリカの砂漠・・・
ちょっと待て、ヴェスペは北アフリカに行っ てねえぞ!
1943年3月生産開始だから部隊編成してチュニジアに送り込むのは困難、
しかも箱裏のカラー図には「第21戦車師団アフリカ軍団1942」だの、「第17
戦車師団東部戦線モスクワ1941」とかメチャクチャな事書いてあるし、
椰子の木まで付いた、乾燥してひび割れた地面のベースも使えないし。
仕方ないので、砲撃でできた穴(溜まった水に半分浸かったタイヤ付)と
建物の瓦礫が付いたハンバーのベースをヴェスペに、椰子の木付ベース
は英軍仕様のスチュアート軽戦車に、スチュアート用の岩場の間の道の
ベースはハンバーにと入れ替えたザマス。どれも車体が小さく、地面に
モールドされた轍の跡もズレずに済み、具合良く収まったザマス。

(玩具メーカーであるマッチボックスのブランドはミニカー用 として生き
残ってるザマスが、プラモ用としては消滅、金型はドイツレベルに。)





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