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'19/11/21
夢にしか出 てこなかったキットが現実にある現在

ピンタレストで無軌道に集めたプラモの箱絵画像がえらい
数になってきたけれど、眺めているとやっぱ
ボックスアートは夢とロマンが詰まっているのがいい
特に昔のやつ!背景つきのはもちろん、白バックのMM
シリーズのですら、描かれていない部分まで想像させて
くれる「世界」があるッ!しかし箱絵は緻密に描かれてる
のに、肝心の中身がスカスカだとまたガックシ・・・特に
昔のやつ(大事なことなので二度言いました)!タミヤの
MMシリーズ最初の(モーター走行しない)車輌、小学生の
頃に買ったシュビムワーゲンやキューベルワーゲン、箱絵
ではきっちり細部まであるし、ドイツ将校や兵士もいい感じ
なのに、中身は・・・サスペンションが省略され棒の車軸だし
コロ走行するし、フィギュアも箱絵とポーズが全然違って
動きは硬いし、ああ箱絵そのまんまなキットは出ないものか
・・・と思っていたけど、あれから30年位経ってようやく叶った
わい!でも箱絵から伝わるワクワク感は激減なのザマス。

(箱絵そのまんまの情景模型が作れる、ドラマ性に特化した
ウクライナ・マスターボックスのフィギュアセットは、ちょっと
マニアックにやりすぎで頭おかしいレベルザマスが!)




'19/11/22
太平洋戦争 前期 に日本軍とやりあったのは主にE型

ネット対戦空戦ゲーム「World of Warplanes」、ティア5機体の
うち、Ki-43-II(隼 II型)とKi-46(屠 龍)とFw190A1Ju87G
Hs129BJu88Aと、 ティア6のP-51Aが 研究開発完了。でも
価格と倉庫の空きの関係で未購入、しかし一番高価な大型
爆撃機・B-17Dの 購入が完了!
高々度性能最高!なんたらかんた らスカイハ〜イ♪
このゲームの双発爆撃機は、単発戦闘機が高度2000もいかず
アップアップしてるのが多い中、高度3000まで上がれるけれど、
こいつは3500以上行ける!このため一番の脅威となるのは、
同じティア5で同じ高度性能67と高い上昇力を誇る重戦闘機の
P-38Fく らいで、高度さえ保っていればそれ以外の機体を振り
切れるのザマス。もっとも高い所から落とすほど爆弾はバラ
けるので、撃墜されない代わりに(爆弾搭載量が多いにも関わ
らず)戦果もショボい傾向に。また実機は重武装で知られるB-17
でも、開戦前のD型なので、尾部銃座は無し、旋回銃塔無しで
防御武装が不十分な上に死角も大きく、次のB-17Gで改善
されるのに期待するところザマス。

(なお'70 年代後半の映画音楽/プロレス入場テーマの『スカイハイ』
は、実は失恋ソング。ブロウニットオールスカイハ〜イ♪というのは、
日本語にすると『(僕の気持ち)全てを打ち砕いて空高くばらまいた』
ってことらしく、空高く舞い上がるとかじゃないそうザマス。)




'19/11/23
原作は「包 丁人味平」「プラレス3四郎」の牛次郎

kindleアンリミテッドの無料で読める漫画に、桑田次郎の「カワリ
大いに笑う」があったのでダウンロード。これ、私が幼少時に
第1話と拷問シーンのある回だけ読んだ記憶があり、全体的に
どんな作品だったのか40数年も気にかかってたものザマス。
内容は当時流行りのスパイ・アクション物で、日本の諜報組織
ジャスパーの、変装名人の凄腕エージェント・カワリ三四郎が
主人公。トイレに入り洋式便器に座るとせり上がり、秘密基地
の会議室に直行する、インパクト大な移動システムは、ずっと
忘れずに覚えていたものザマス。時代は東西冷戦のさなか、
秘密地下核実験を行ってもその状況を完全に探知できるニュー
ブラックボックス(NBB)が日本で発明され、ソ連GPU(珍しくKGB
ではない・・・んだけど、この当時既にGPUは解体され、人員の
一部はKGBに吸収されている)と米国CIAがそれを入手しようと
来日。日本のジャスパーはNBBの情報収集に遅れをとっており、
誰が発明しどこにあるのかすらわからない状況(オイ)
仕方ないのでアメリカスパイのリーダーを拉致して、拷問にかけ
情報を得ようとするカワリ(オイオイ)。ひょうきんな感じの若者
なのに、少年漫画の主人公とも思えぬ所業ザマス・・・続く。

(牛次郎って15年くらい作品を見てないけど今何やってるの か?
と思ってWikipediaを見たら、出家してお坊さんになってたザマス。
しかし'80年代後半以降は漫画原作者/小説家と兼業だったり。)




'19/11/24
ハッタリ優 先で迷走しがちな望月三起也作品みたいな

ジャスパー、CIA、GPU、諜報組織三つ巴の戦いが始まった。
それぞれ初登場時にチーム全員が顔と名前を出してるし、
本来は山田風太郎の忍法帖シリーズみたいに、各自の特技
をもって戦い、一人また一人と倒れていく展開を考えていた
のか?しかし実際はカワリ、ジャッキー、スタムイコフ少佐の
エース級ばかりが目立つ、この三名が互いを出し抜くための
策略に策略を重ねる展開に。そしてNBBは使い方次第で、
超振動で地球をも破壊してしまう超兵器にもなり得る危険な
シロモノと判明、各チームともにいっそう発明者と装置の確保
が急務となるんだけれど、なんか迷走気味になってきて
何故か途中から出てきたアラブの皇太子がラスボスに
国賓として来日したアラブ某国の皇太子、しかしソ連がバック
についており、諜報員チームのリーダーであるスタイムコフに
逆らえない・・・日本にとって大事な取引相手の産油国なのに
何故そんなに立場が弱い?この人がソ連の横暴にキレて、
途中からNBBを奪って勝手に実働実験を試みるんだけど、
不幸にして地球を破壊する危険性のある事は知らないまま。
それを止めるために実験場となる島に急行するジャスパー、
CIA、GPU・・・もはや三国で争ってる場合じゃない。頭にきた
スタイムコフは皇太子の乗った船に特攻、ジャッキーは島
を守る皇太子の部下を足止めし戦死、そしてカワリは装置
を止めるも、島は沈み行方不明になってしまう最終回。
なんか人気がイマイチでテコ入れを繰り返し展開が迷走、
結局打ち切りになってしまったっぽい感じザマスな。

(装置が隠してある山の火口の映像を元に、コンピューター
に登録してある大量の写真を検索して探し当てる展開が
google画像検索を先取りしてるけど、人間がつきっきりで
まる二日かかってしまっているのに時代を感じるザマス。)




'19/11/25
元いた惑星が「キング星」な ので「キングロボ」(安直)

続いて桑田次郎オリジナル作品「キングロボ」。宇宙人の円盤が
地球に墜落、不時着時に一家三人の乗った乗用車を巻き込み、
赤ん坊一人を除いて死亡させてしまう。ガス状生命体の宇宙人
は父親の姿を借り人間に化け、兄として赤ん坊を育てることに
した・・・って、「光速エスパー」入ってる、と思ったらこっちの方が
古かった。しかし実体の無いガスゆえ人間そっくりのロボットを
作り(物体を掴めないのにどうやって作ったのかは不明)、その
頭の中に入って操縦、普段は天文台の所長として生活する。
そして同時に人間サイズの戦闘ロボットである「キングロボ」を
作り、地球の、あるいは宇宙から来た悪と戦う時にはそちらに
乗り移って戦うのだ!・・・というお話。このキングロボ、
おそらく手脚が分離・変形して飛行、攻撃できる最初のロボ
全体は頭の中に入ったガス状宇宙人が操縦しているけど、手脚
には小型電子頭脳が内蔵されており、サイコミュによるビットの
オールレンジ攻撃めいた戦法が使えるのザマス。ただし胸に
内蔵されたロケット弾は、一度手にとり狙いを定めてからでない
と発射できない仕様、何故だ?またキングロボ稼働中は人間型
の方は操縦手がいなくなるので動けなくなり、またガス状宇宙人
は様々な者に化けることができ、しかも物理攻撃は通じないので
敵を翻弄し大活躍(ただし他の毒ガスなどと混じってしまうと死ぬ
のが弱点)するのザマス。ただ後期になると、人間型ボディから
抜けたらボディが消えて服だけパサリと落ちるという、ガス状
宇宙人状態と人間型ロボ状態を混同したような変な描写もあり。
ともあれ、色々当時としては目新しい設定が盛り込まれていた
意欲的なヒーロー物だったザマス。

(この作品は懐かしプラモ紹介記事で、緑商会からキット化されて
いたことを知ってたんだけど、こんな話だったのザマスな。)




'19/11/26
武器が光線銃なだけで特に超 能力とか持ってない奴

更に続いて「エイトマン」より古いヒーロー物である「Xマン」。
1963年に始まったマーベルのX-MENのマネじゃないよ、
それより2年も前ザマス!内容はこの時代にたくさんあった、
悪の組織と正義の組織+ヒーローのスパイアクションバトル。
シーラ・カンス(この時代らしいいいかげんなネーミング)が
率いる黒十字団に対抗するのは、円盤型航空機に乗った
宇宙警察!・・・と言ってもどちらも地球の組織なのザマス。
そして宇宙警察の隊員がピンチに陥ると、どこからか現れ
助けてくれる謎のヒーロー、それがXマン!しかしどう見ても
その正体は西郷隊員だけど、最後まで明かされない
Xマンが出てくる時にはいつだって西郷さんはいないぞ?
不思議だなあ(棒読み)。しかもわざわざ味方に対しても
正体不明のヒーローをやる必然性が全く無い!ついでに
初期に巻き込まれた新聞記者のゲンゴロウさん、宇宙警察
隊員でもないのに最後まで事件現場に現れて協力してるが、
自分の仕事をしろ仕事を。何ともおおらかな古典的作品。

(その後の桑田ヒーローに比べると、Xマンならではの独創性
が無く、月光仮面やまぼろし探偵の延長上って感じザマス。)




'19/11/27
冒頭、小学生くらいのヒロインが自動車を運転してる


次は「ビッグ・トーリィ」(1967年作品)、全然知らないヒーロー
ザマス!地球に墜落した宇宙船に乗ってきた宇宙人・・・また
?いや、今度のそれはグローンという宇宙の犯罪者。それを
追ってきたのが、グローン抹殺のためだけに作られた、意思
を持つロボット、ビッグ・トーリィなのザマス。より大きい怪物
に変身したり、地球人を催眠にかけ操ることもできるグローン
に対し、ビッグ・トーリィは通常は身長3〜4mくらいなのが、15
〜30cmくらいに縮小することもでき、そして何より
液体金属のようになめらかにスポーツカーに変身できる
元祖T-1000+トランスフォーマー?バラバラに分解されても
手脚が変形して飛んで戦ったり(このへんキングロボ風)、
部品が寄せ集まって復元されたりする無敵っぷり。唯一の
弱点は、力を使いすぎると円盤まで戻ってエネルギー補給
しないといけないことくらい。しかし最初のエピソードでグローン
を倒した段階で、彼の使命は完了。次のエピソードと、別の
雑誌での読み切りのエピソードでは地球の犯罪者相手に
戦っているけれどそれは本来の任務ではなく主人公の少年
が巻き込まれたのでついでに、って感じ。そしてビッグ・トーリィ
を送り込んだ文明からすると未開惑星である地球に、超科学
のロボを置いていくわけにはいかないので、任務完了したら
破壊処分という決まりが。ロボットだけに感傷的にもならず、
別れを告げて溶鉱炉に沈みながらサムズアップ・・・もとい、
円盤からの光線を受けて消滅するビッグ・トーリィ。この点も
ターミネーター2を先取りしていた?

(前年の大人向け作品『アンドロイド・ピニ』は、設定も能力 も
ビッグ・トーリィの女性型アンドロイド版。任務を終えると消滅
させられる(ただしこっちは助かる)ところまで同じ設定。)




'19/11/28
雑誌をバラさずスキャンしたのでページの端が歪んでる


しつこく桑田次郎の古いヒーローマンガ紹介、「東京Zマン」。
「Z MAN」(1991 西川秀明)でも「ZETMAN」(2004 桂正和)
でもなく「Zマン」。正義の組織Zマンは、特殊強化Zマン服を
着用した少年少女たち。Zパワーは蓄積した太陽エネルギー
3日分の力を30分間に、ZZパワーは3分間に、ZZZパワーは
3秒間に圧縮して解き放つ、秘密の力だ!普通の少年少女
とじて生活しているが、夜に寝室の天井にZのマークが照らし
出されたら、Zマン本部からの出動命令だ!・・・ってバットマン
かい?あっちは夜空の雲にサーチライトでバットシグマルを
映すけれど、こっちはどうやってるのか説明がないザマス。
そして事件解決後はいつも寝不足でボケて終わる主人公
なおZマンは他に支部長が出てくるけど、実際に活躍する隊員
は主人公の110号と、その妹の119号。しかもお互いの正体を
知らずにZマンをやっているんだけどその設定を活かすことも
正体を知ることもなく話が終わってしまうし、兄の方は寝てない
ので寝ぼけていたり、力を消費して大食いしてたりするのに、
同じ環境の妹の方には全くその描写が無いのも不思議。
なお第一巻はいつものように悪い科学者の発明品と戦って
いるけど、第二巻では「決 死圏SOS宇宙船」みたいな地球の
双子星からの侵略や、地球に迫る大流星+実験中誤って地中
の穴深く落としてしまった反重力爆弾(互いに別件)による地球
滅亡のダブル危機とか、人間を物質透過能力を持つ猫に変化
させる怪獣カプセルとか、急にぶっ飛んだ展開になるザマス。

(この他、『電人Xマン』(1973年)という、前の『Xマ ン』(1960年)
とは全く関係ない作品もあり。科学者の父が電子頭脳化されて
いて、死んだ主人公をサイボーグ化する『鋼鉄ジーグ』な設定。)




'19/11/29
ココイチもずっと昔に一回しか行ったことが無いし


突如、松屋がオリジナルカレー廃止を発表!理由は謎!
牛丼チェーンのカレーにしては辛口で本格派寄り、しかし
カレー専門チェーンよりコスパに優れ、私が牛丼チェーン
の中でも松屋びいきな理由の一つだというのに・・・しかし
理由もなくいきなり、ってのは・・・イッツァトラップ!話題に
するための策略に違いない!と思ったら実際そうで、
「創業ビーフカレー」定番化と、 続いて発表あり
牛バラをクタクタになるまで煮込んだもので、期間限定で
好評だったものがレギュラーメニューになるってこと。
ただし、オリジナルカレーが390円に対して490円、味は
ともかく、価格と腹の膨れ具合の満足度は低下したかも。
そもそも私、カレーとラーメンとうどんとハンバーガー等
安く食べられるものがあるのに(いくら材料が良くても)
高級なのを店まで行って食べることが殆ど無いのザマス。
同じ金出すんだったら肉!とか、やっぱ座右の銘は費用
対効果(コストパフォーマンス)!たった100円上がった
だけなのに、私の中では高級カレーにクラスチェンジ、
さらば松屋のカレー!(セコすぎる)

(オリジナルカレー廃止ってことはカレギュウのカレーも
変わって、値段も上がる?
もっとも先日も 自宅で牛丼作って
ちょっといいレトルトカレーと合わせてカレギュウにしたけど。




'19/11/30
シドニー・カムのデザインだしハリケーンの先祖か


ネット対戦空戦ゲーム「World of Warplanes」、ティア5
機体から6への進化・購入に時間とコストがかかるので、
寄り道してイギリス軍戦闘機/マルチロール機ティア2を
先にやってみる。まず戦闘機のブリストル・ブルドッグ。
初期状態ではカウリング無しのむき出しエンジンな旧式
戦闘機、グレードアップでシリンダー部分が 突出した
ユニークなカウリング装着
、面白いデザインザマス。
同ティアの中でも平均的なスペックみたいだけれど
ティア2は初心者が多いので無双、性能評価できず
ロクに回避運動もできん初心者なんぞカモネギザマス!
なのであっさりティア3の研究も完了。次にマルチロール
機のホーカー・デモン。単発複座軽爆のホーカー・ハート
の水平爆撃照準器を取り除き、前方機銃を1丁増やし
戦闘爆撃機にしたのがデモン。ゲームでも戦闘機として
は凡庸で、後方から迫る敵機に、後部旋回機銃で反撃
できるのが強みなくらいで・・・
でもやっぱティア2なので無双、性能評価できず
もっともティア3マルチロール機・ブラックバーン・スクアが
ゲームでも実機同様にどっちつかずの凡庸機で、苦行
させられるみたいザマスが。

(英軍機ってその八割くらいが、ど〜してこ〜なったって
思う程にヘンテコバランスのデザインなのは何故なのか




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