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'23/12/21
娯楽映画として変にひねらずに王道勝負って感じ


この映画、日本での評論では批判される事が多かった
"状況説明を全部登場人物の台詞でやってしまう"って
のがあって、これは漫画とかでも同様に批判される
事が多いんだけど、
アメリカで観た人の感想を見るにわかりやすかった
模様。そもそも一般向けの外国映画は吹き替えが普通
らしいアメリカで、大ヒットするとは思わず字幕付き
で上映したんだけど、予備知識が無い一般アメリカ人でも、今どんな状況で何でこうするのか、というの
が理解できたようで、むしろ良かったみたいザマス。
更にわかりやすくするならナレーションによる説明
が入るところで、むしろ昔の日本の大作娯楽映画っ
て、その方が多かったような。

(ジョジョとか山口貴由作品とかニンジャスレイヤー
とか、むしろナレーションが面白な場合もあり。)




'23/12/22
特定層狙いのプロイテーション映画の方がまだマシ


更に興味深かったのが、近年いきすぎたポリコレの
せいで、無理してでも従来白人だったキャラを黒人
に替えたり、女性キャラは従順でないタイプばかり、
同性愛者キャラもできるだけいれる等、"配慮した"
結果がむしろ商業的に第う失敗、誰も求めていない
作品になってしまったハリウッドの反応。今回の
ゴジラを観た人たちが純粋に娯楽映画を求めており、
説教されたり啓蒙されたり問題提起されるのを望んで
映画館に来るわけではない事が明確となり、
ディズニーCEOによるポリコレに傾倒しすぎを反省
する談話があったり、"多様性"と称した"縛り"が、
むしろ娯楽性を削り、思想的に窮屈な代物になって
しまうという現実を明らかにしたザマス。

(そもそもポリコレポリコレ言う輩は、クリエーター
でもないご意見番気取り、誰からも必要とされてい
ない無能な働き者ザマス。)




'23/12/23
フィギュア4体なら150~200円だ!(1970年代脳)

戦車などのミリタリーキットがクッソ高くなってから
久しく、ドラゴンとかずっと昔のキットの再販でも
えらく値上げされていて、ハセガワが輸入していた
頃はフィギュアの4体セットが税別800円で、それが
今や倍以上の1900円とか、馬鹿らしくて同じものを
買う気になれないザマス。最近旧キットをセットに
した、ドイツ軍ポンツーンセット(ゴムボートを並べ
た仮設橋)が発売されて、フィギュア13体付で装備品
がGen2の物になっているとはいえ税込み8151円!
昔はこのセットでは二組入ってるポンツーンが一組
と突撃ボート入りのが、割安だった上海ドラゴン版
な上に売れて無くて処分価格だったんで激安購入し
てたから尚更ザマス。しかししばらく前、安くて
怪しいけど注文したらちゃんと届いたという某模型
通販サイトではモンモデルの商品を5〜7割引セール
やってたりして(しかしそれでやっと20年前の価格
だけど)これは買い時か!とカートに入れたが
部屋に積まれたキットの山を見、冷静になり止めた
その月は他にも、米とか中古Chromebookとかいろ
いろ買ってたしね!

(イエサブの秋葉原スケールショップの閉店セール
にも行かなかったし、たとえ安くなっていても部屋
の"腐海化"を推し進めるだけなのであった。)




'23/12/24
ゴジラより強いB級っぽさ活かすべきだと思う


YouTubeで二週間限定で平成ガメラの一作目を公開
していて、それが終わって今は昭和ガメラの一作目
を公開しているので、小学生の時にTVので観て以来
久々に改めて最初から最後まで観てみたんだけど、
えっらいガバガバな後追い怪獣映画ザマスな、これ
最初のゴジラが、日本の怪獣映画として革新的かつ
高い完成度だったのに比べ、「東宝さんが一発大当
りを出したのでウチもやろう」ってのが見え見えで
古代からの怪物が核兵器で目覚めるという基本設定
もそのまんま。ただ、亀の手脚が引っ込んでジェット
噴射して飛行、あらゆる熱エネルギーをエサとして
吸収するため、通常兵器も核兵器も通じないという
設定は、無茶苦茶だけど実際斬新だったけど。あと
何故か"子供の味方"であるという設定は…

(冒頭から"エスキモー部落"という、今では放送禁止
用語なのを2つ並べた言葉を連発…続く。)




'23/12/25
大映も怪獣映画は初めてなので勝手がわからない感


冷戦期、北極海に国籍不明の爆撃機が撃墜され氷の下
で原爆が爆発、エスキモーの伝説に残る怪獣ガメラ
が蘇る。熱エネルギーを求めるガメラは何故かわざ
わざ日本の地熱発電所に襲来、施設を破壊して炎を
吸い込んでいく。ちなみに
ガメラは古代アトランティス大陸の生物という設定
なんで北極圏のエスキモーに伝わってるんだよ!
大西洋上じゃなくて北極にあったのか?エネルギー
を求めるガメラは何故か日本の都市部を襲い、その
際に火炎放射で一般人を焼く描写もあり、"食事"と
関係ない意味のない破壊と殺戮を行っているザマス。
一応、エネルギーに飢えて暴れているような説明が
あるけど、だったら他の発電所やら火山にでも行け
ばいいだろうに。この辺、実に設定ガバガバという
べきか、大怪獣が街を破壊するのはノルマだとでも
いうのか?その前に、襟裳の炭鉱町に現れたガメラ
を、飼っていたのを親に捨てるように言われたカメ
が変化したものとトンチキな妄想にとらわれた少年
が、その後のガメラの出現地点まで密航などして
出没、余計な事をして場をかきまわすが、大人たち
は少し怒る程度…何故なのか子供の味方というよく
わからん設定はこの頃からあり、制作側が子供人気
を狙ってのキャラなのかもしれないが、怪獣と戦う
かっこいい大人の邪魔するそのクソガキぶっ殺せ!と、当時観ていた少年たちは思ったことだろうなあ。

(この半年後に制作される対バルゴンでは一旦大人
向け映画になるんだけど、次の対ギャオス以降は
完全に子供向け、更に対バイラスからは輸出前提で
子供の一人は外人になるザマス。)



'23/12/26
電力欲しさに発電所襲うのに施設を壊してどうする


大人たちが命がけでガメラ対策に奔走している現場
に紛れ込んだクソガキ。湾内のガメラに向けてエサ
となる燃料を載せた鉄道のタンク車を無人で走らせ
ているのに乗り込んで接近を試み、気づいた大人が
保護しようと飛び乗るも、ガメラの近くで爆発・
脱線転覆…でもどっちも怪我すら無く無事でした!
そこでぶっ殺しておけ、話の邪魔なクソガキなんか
ほんとにこいつはストーリー上たいして必要が無い、
ガメラが壊した灯台から落ちそうになっているのを
何故かそれをやったガメラ自身が助けた事により、
後々まで続く"ガメラは子供の味方"設定を出すため
だけで終わっていい奴なのに!そして最後、えらい
短期間で伏線も無しに作られていた、先端カプセル
だけでガメラを包んで捕獲できる超々巨大サイズの
ロケットにより火星に向けて放逐。クソガキは残念
な思いをしてるかというと、立派な科学者になって
火星のガメラに会いに行く!などとポジティブな
事をぬかしており、実際何のために出てきたんだ
お前は感をますます強くしたのザマス。

(そして次作冒頭。突然出現した隕石…って赤く光っ
てたけど大気圏突入前の宇宙空間なので、小惑星と
言うか岩塊と衝突し、ガメラが開放され台無し!)




'23/12/27
前年東宝のバラゴンがあったのに一文字違いとは


当時の大映内部でも、流行りを後追いした二番煎じ
映画みたいに見られていたガメラ、しかしこれが大
ヒットとなり、直ちに続編が決定、モノクロだった
のがカラー、しかもシネスコサイズの横長画面で、
わずか半年後に公開!早いザマスな撮るのが、当時
の映画は。ただし監督だった湯浅憲明は特技監督で
ガメラシリーズで本作だけ監督の田中重雄は、プロ
デューサーが前作の様に子供を出せというのを無視
して、台詞のある役は大人だけという話で制作、
ガメラシリーズとしては異例な物になったザマス。
でも脚本は他と同じで高橋二三、ツッコミ所多し
この脚本家と湯浅監督は、怪獣物に科学考証は無用
であり、子供が楽しめるファンタジーにする!と
いうポリシーだったので、本作では大人向けドラマ
なのにトンチキな科学考証は相変わらず、という
状態だったのザマス。

(本作ではガ メラもバルゴンも四足歩行が多く、横長
のシネスコサイズ画面にあっていたが、TV放映で
4:3にカットすると怪獣の鼻先ばかり映っちゃう。)



'23/12/28
昔の怪獣や宇宙人は真空中に出ていっても基本平気


さて火星行きロケットが謎の隕石…だから大気圏突入
してねえんだからそれは流星でも隕石でもねえだろ、
岩塊か小惑星だろ!宇宙空間でも平気で回転ジェット
しながら地球へと舞い戻るガメラ、お前の推進力の
噴射は実際どんな原理なの?空気が無いんだから
ジェットではなく何らかの推進剤を噴射しているん
だろうけど…とツッコミたいんだが、科学考証意味
無し主義の特技監督と脚本家なので黙って見続ける
しか無いザマス。そしてまたエネルギー、今度は
前回のように地熱発電所の熱や炎ではなく電気に
つられて黒部ダムへ。そして
ダムと 発電所を破壊するガメラ、何がしたいのだ
だからお前はなんのためにダムに行ったんだよ!
破壊したらエネルギー補給できねえだろ、と何度言
えば理解できるんだカメ野郎が!そして話は人間
ドラマとバルゴンの出現へと移り、しばらくガメラ
の出番はありません!

(この映画、基本ガメラはオマケで居なくとも、人間
のせいでバルゴンが生まれ、人間だけでそれを退治
する話に改変するのも容易。)




'23/12/29
水虫治療には赤外線じゃなくて紫外線じゃね?


元日本兵が南の島の洞窟に隠した大きなオパール、
しかしそれは宝石ではなく、怪獣の卵だった!
いろいろあって水虫治療用の赤外線治療機から光線
を浴び続けた卵から誕生したバルゴンは突然変異的
に急速に巨大化、運ばれていた船を破壊して上陸
する。何でかしらんけど大阪で暴れるバルゴン、
だって怪獣なんだから街を壊すのはお約束だから!
そして破壊の光と熱につられてやってきたガメラ
と戦闘、冷凍液でガメラを無力化して勝利する!
熱帯から来たくせになぜ冷凍?しかも水に弱い!
水に触れると体表が溶け出し、長時間浸かると溶け
て死んでしまうのが弱点、実際人工降雨でダメージ
を受けて冷凍液を吐けなくなる…だから南の島から
来たくせに何なんだその設定は!特技監督と脚本は
荒唐無稽と設定の破綻の違いを理解して頂きたい。

(個人的に、当時の怪獣にありがちな白目の部分が
ライトで光り、炭団みたいな死んだ黒目が嫌い。)




'23/12/30
同時上映の大魔神の方が特撮としては傑作だと思う


平成ガメラのような"世界の守護者"設定はまだ無い
昭和ガメラ。あくまでも古代からの伝説で語られ
現代に蘇った怪獣、自然に生まれた生物なはずが、
カメのくせに炎や電気等を喰らいジェットを噴射し
空を飛ぶ、どこをどう進化したらこんなトンチキな
生物に進化するんだ、とツッコミたいのは皆同じ
なのか、平成版ではギャオスのような生物兵器と
して作られた怪獣を駆逐する、人類というより地球
全体の環境を守る同様人工生命体に設定して辻褄を
あわせてるザマス。もっともこの無茶な設定の他、
他の怪獣との初戦では破れて流血、怪獣に人間が
食われたり(中身はバイラスだけど)首が飛んだり等
の描写もあったりするのが、ゴジラ映画との差別化
になっており、全否定するような事でもないのだ
けれど。もっとも、昭和版で説明のない
何故か子供好きという設定は観客受け狙いが露骨
で、平成版では子供は守るべき地球全体の一部扱い
だったザマス。

(ゴジラシリーズと違って、当初から子供に受ける
ように!というのは大映の方針で、人間側がガメラ
倒すべしと考えていたのは一作目のみ。)




'23/12/31
今年最後のネタとしてはどうかと思うけれど


相変わらず無料ゲーム中に流れる広告で、ゲーム
ではない通販物は怪しすぎるものが多く、例えば
衣料で広告中にユニクロのロゴを表示していても、
通販用ホームページはもちろんユニクロではない
知らない中華サイト。またコスメ系だと肌のシミ
がきれいになる化粧水のコピーが"東大卒の研究員
開発!"とか商品ではなく研究員の学歴を自慢、
"NHKで放送後、大炎上で話題"ってダメじゃん!
Twitterでバズったとかではなく炎上してどうする、
炎上と言うのが否定的な意味だという事がわかって
ないようで、ネット用語に疎いのか、日本語を知ら
ないのか?でもこんなバカな広告でも、ひっかかる
やつがいるから広告が続いてるんだろうな〜。

(更に化粧水を塗った部分のシミが皮膚ごとぺろり
と剥げてきれいになる映像とか、シミというものが
どんな物か理解してないインチキさに溢れていた。)





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