'08/05 (中)

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'08/07(前) '08/07(中) '08/07(後) '08/08(前)
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'08/05/11
PCから携帯に転送できるデータ形式を制限す るなって〜の

秋葉原での DDR2 SD-RAMの値下げは止まったみたいザマスが、同時に大暴落していたUSBメモリやSDカード(マイクロSD含む)は
とんでもなく 下がったままで、
2GBのSDカードやUSBメモリが、安いもので
¥1000前後
という、二、三年前に大枚はたいて買った人涙目な下がりっぷり。昨年夏の段階でも、2GBのは安いのでも ¥4000代くらいだったザマス
しねえ。安くなったからといって、そんなに何枚も買い込んで使う必要もないのが悔しいザマスな〜。

ところで、昨年夏のあたりでSDカードよりマイクロSDカードの売り上げが勝る、という状態になったんだそうザマス。ちなみに、中間的な
ミニSDカードはシェアが大幅に下落・・・マイクロSDにミニサイズのアダプターを付ければ不要ザマスしね。これはやはり、携帯電話での
使用が多くなったのが原因。でも私の場合、携帯で音楽やら映像やらを観たり聴いたりしないので、そんなに大容量は必要なし。現在
使っているのは、携帯買ったときにオマケでついてきた1GBのやつザマスが、入ってるデータは
ケータイ書籍でのテキストデータだけなので、余裕があるにもほどがある
今現在、青空文庫形式のtxtファイルの拡張子をzbkに書き換えたも のが、文庫本で125冊分ブチこんであるのザマスが、それでもたった
43MB、全体の5%にも満たない状態ザマス・・・それだけの文庫本を常時持ち歩けるんだから、すごい時代ザマスなあ。そういや、昔の
「官能小説」やエロ系のライトノベルのファイルををまとめて入手して、ちょっと目を通したのザマスが
オティンティンがカティンコティンどころか、頭痛がしてきて死にそうザマス!
前者は台詞まわしのあまりの古さに、後者はあまりのダメヲタぶりに・・・いや、携帯に入れて電車の中で読んだりはしねえザマスが。

(でも直接ダウンロード販売できるケータイ書籍は まだ高すぎ。紙媒体なんかよりコストかかんないんだから、格安でばらまけって〜の。)



'08/05/12
ゼントラーディ文化論(前)

最 初のTV シリーズは1982年の放映だった「マクロス」・・・もう四半世紀以上も昔のことか、歳をとるわけじゃの う、ゲフゲフ(じじい)。
放映後、メインスポンサーだったタカトクトイスがつぶれたり、制作元請のタツノコプロと実際に制作を担当していたビッグウエスト+ぬえ
との間で権利をめぐって裁判ざたになったり、スタジオぬえが絡んでなくて「なかったこと」にされたマクロスIIとか、いろいろゴタゴタが
あって、そうなるとタツノコ制作の「サザンクロス」「モスピーダ」と合わせた海外版「Robotech」のハリウッド実写版完成の折には、日本
では便乗して盛り上げたくてもめんどうなことになりそう・・・なんて今から心配。そんなことはさておき、久々のTVシリーズとして今現在
放映中なのが「マクロスフロンティア」。変形メカと敵宇宙人との戦闘+アイドルと歌の 組み合わせは相変わらずで、さすがに最初の
TVシリーズのように作画レベルが回によって救いようも無く崩壊することはなく・・・いや、設定書に似てない回もあったけど、あの程度で
「作画崩壊」扱いとは今の若いモンはぐだぐだぐだ(じじい)・・・。今回新鮮に感じたのは、過去のシリ−ズにはなかった
「ゼントラーディの巨大な民間人」が地球人と共存する姿が見られることザマス
ゼントラーディ人といえば、戦闘用に生み出され、クローン培養される巨人族。したがって、戦争以外の生き方を知らず、新たに何かを
生み出したり進化することができない(教育されてない)者たち。しかしゼントラーディ人も地球人類も、同じ「プロトカルチャー」によって
作り出された種族なので、縮小クローン化した「マイクローン」に体を作り変えることで共存・混血が可能に。マクロスと地球人に最初に
接触したブリタイ艦隊は戦闘状態に入るも、次第に「文化」に触れることで戦争以外のことに興味を持つ兵が続出。この「汚染」のため
所属する基幹艦隊に地球とともに抹殺されることとなり、一転してマクロス側と共闘して勝利。以来マイクローン化して地球に帰化しり、
他所のゼントラーディの自動兵器廠を接収したり、新たに接触した同胞を帰順させたり、しかしもともと備わっている強い闘争本能ゆえに
反乱をおこす者も出たり・・・と、いろいろやりながらも、主に軍事関係の分野で活躍している印象が強かったのザマス。ところが「マクロス
フロンティア」では、巨人のままのゼントラーディの農民とか、主婦とか、児童とか、演歌歌手だとか、あまつさえ巨大なペットとかショッ
ピングモールとか、戦闘や作業に関係ないのに巨人のままというゼントラーディが多く登場するのザマス。かつてのように地球の大半が
破壊されていたり、いつ襲ってくるかも知れない圧倒的多数の敵を警戒していた時代では、大飯喰らいであることは間違いない上、専用
のインフラを整備しなくてはならないため、戦いもしないのに巨人のままなんて贅沢はできなかったと思われるのザマスが、現実世界で
少数民族が独自のライフスタイルを保つように、ゼントラーディにも「巨人のままでいる」生き方ってのが流行りだしたのザマスかな?

(Roboteckの敵異星人をスタートレックの それにたとえると、ゼントラーディがクリンゴン、チロリアン(ゾル人)がロミュラン、インヴィッド
(インビット)がボーグ、といったところ か?・・・続く)




'08/05/13
ゼントラーディ文化論(中)

地球に壊滅 的打撃を与えたボドル基幹艦隊の旗艦と司令官を撃破したことにより、残存する艦はゼントラーディ軍の軍規に従って一番
近い他の基幹艦隊に合流すべく撤収。これによりマクロスとブリタイ・カムジン・ラプラミズの艦隊は一時的に他のゼントラーディからの
攻撃を免れることができた、というのがTV版マクロスの27話ラスト。
本当はここで最終回なのザマスが、もともと4クール予定の企画だったのを3クール、結局2クールに短縮して作っていたのを、プラモや
玩具の売り上げが良かったのでまた1クール延長、と無茶するもんだから大慌てで28話以降が作られることに。おかげで蛇足感の漂う
雰囲気(しかも作画はますますヘタれてしまった)となってしまったザマスが、新たに「地球人と暮らすゼントラーディ」の姿が見られる
ようになったザマス。マイクローン化して地球人と同化する者も多い一方、巨人のまま(地球復興のため、建設機械代わりの作業員と
して有効)だったり、戦争に明け暮れていたため生産的な作業になじめず、反乱を起こす者たちも(Robotechではチロリアンが裏で一枚
かんでるようで、マクロス相当回なのにサザンクロスのゾル人たちのカットが追加されてる)。OVAの
「マクロスプラス」で も、マイクローン
化された二世になっても強い暴力衝動が残ってることを示す描写があるザマスな。

後で刊行されたムックパーフェクトメモリー」では、闘争本能を上手く処理する手段となる巨人格闘技スポーツが流行、
特に巨人女子プロレスが大人気という設定
も作られていたザマス。やっぱ、超巨大なおパイが揺れたりするのがうれしいのか(笑)。B級映画には「巨大女も の」というべきジャンル
があるザマスが、そ〜ゆ〜の大好き人間にはたまらん世界ザマスな。「マクロスF」での巨人用ショッピングモールには、マイクローン
サイズの人間用の通路もある
ザマスが、巨人用通路の下からだとスカートの中が丸見えザマスな。すると
巨大盗撮ビデオとか写真雑誌とかも存在するのか?
さらにゼントラーディ女優とマイクローン男優、またはその逆の絡むAVとかもありそうザマスな〜(巨人同士を撮影しても、対比するもの
が無いと人間同士と変わらない)。ちなみに前者は戦術の巨大女ものノリで、後者は女優をフィギュア扱いしてぶっかけとか・・・死のう
(己の発想を恥じて割腹)。

(反乱者の中には奪ったデストロイドを動かすためにマイクローンのまま の者もいるザマスが、よりによって機体数が少ないはずのデスト
ロイド・モンスター。しかも機動性が低いはずなの に戦闘ポッド・リガードなんかと一緒に走ってるし。あまつさえ、反乱者を包囲した治安
部隊側のデストロイドが全部モンスター! ものすごい数が画面に出てしまったことも。絵コンテのせいか、韓国作画のミスなのか?)




'08/05/14
ゼントラーディ文化論(後)

TVシリーズでは 白兵戦用に頑強に作られた男性兵士と、空戦での高Gに耐えられる肉体の女性兵士がいて、作戦で共闘することは
あっても同じ艦には乗ってはいけないことになっているゼントラーディ。劇場版では男型のゼントラーディと、女型のメルトランディという
巨人兵士同士の戦争になっていたザマスが、いろいろなマクロスの続編ではこれらの設定が混ざってしまい、いかにも後付けな感じに
劇場版はTVシリーズの世界で上映された映画
とする設定となったらしく、「マクロス7」の初めのころうっかり「メルトランディ」という言葉を使ってしまったのも、上映後にその言い方が
流行ったということにしたようで・・・でもエキセドルさんは劇場版のキモい形だったザマスよ?「マクロスF」のクァドランも形状的に劇場
版に近いザマスが、まああれは「レア」というキャノンが追加された発展型で、TV版の「ロー」とは違うタイプだからいいか。ゼントラの
メカは数万年前から改良されず自動兵器廠で延々と作られているもので、この機体も兵器廠ごと接収したと思われるザマスが、地球
の技術が入ったことで改良発展や修理が可能となったはずで、実際クァドラン・レアは最新型のVF-25と模擬戦で互角に戦っていた
ザマスな。
そういやこの回では、実に七千年も前に撃破されて宇宙を漂っていたヌージャデル・ガーのキャノン砲が発砲できたので、ゼントラの兵器
はとてつもなく作動の信頼性が高いことがわかったザマス。なにしろちょっとした故障でも修理できない連中だったので、そのくらい頑丈
でないとダメなのか。銃や戦闘ポッドなら損傷したらいさぎよく捨てて、無限に量産されている新品と交換すればいいわけザマスが、被弾
して戦艦に空いた穴もほったらかしだったけど、この場合は帰還してから自動兵器廠任せで補修するのザマスかな?もちろん地球に帰
順して以降は修理可能になったはずで、海外版のRobotechだけのオリジナル続編「センチネルズ」では、ゼントラーディ艦を改造した物
が母艦になっているザマス。
マクロスFの時代になってもゼントラーディ系兵器は地球側でも現役で使われていたザマスが、これは仮想敵部隊(アグレッサー)として
だけではなく、実戦でも使われている模様。考えてみれば、自動兵器廠は原料さえ補給すればいくらでも量産してくれるので、開発
コストや製造ラインの新設、従業員が無用(管理者は必要)で、地球製のバトロイドより圧倒的に安く作れるというのもあると思うザマス。
そう考えると、戦闘ポッドにマイクローン用の操縦・視察装置をもつコクピットを付けたタイプがあってもいいはずザマスな(バトロイド自体
が乗り込んで操縦する戦闘ポッド、というネタは放映当時からあったザマスが、実際は劇中と違いバトロイドの方がゼントラーディ人より
かなり大きいので、服を着たりするのも本当は無理なのザマス)。昔のTV版では兵器廠奪取作戦で、(マクロスはもう航行不能なので)
ブリタイ艦から発進して戦闘ポッドやパワードスーツと編隊を組むバルキリーというシーンもあったザマスが、絵的に面白いのでマクロス
フロンティアでももっとやって欲しいと思ったザマス。

(そういや今回、永らく謎だったクァドラン・シ リーズのバトルスーツの下半身への入り方・・・腰の無いデザインで、脚の間隔も広いので
そのまま入るわけないのがどうやってるのか・・・ が判明。腰掛けるように乗り込んでおり、人の脚の動きが完全にフィードバックされて
いるわけではないみたい。まあクァドランはほとん ど飛行してるメカなので、それでもいいのか。)




'08/05/15
巨大化はB級SFの基本?

思えば巨大 な異星人(怪物ではなく、人の姿そのもの)というゼントラーディ人の設定は、なかなか画期的だったザマスな。ファンタジー
世界なら巨人はありがちな存在ザマスが、現実には人間をそのままスケールアップしても筋力や骨格の強度が重力に耐えられない
ため、B級映画ならまだしもハードSFやリアルな作品では「ありえない」存在だからザマス。そもそも何で巨大にしたといえば
人型ロボが存在する理由として「ひと目見て、納得というか、あきらめてもらえる方法」
(by河森正治・『マクロス・パーフェトメモリー』より)だったんだそうで。ちなみに巨人状態のゼントラーディは(特にTVシリーズでは)外見が
人間そのものザマスが、骨格や内臓の数や位置は異なっていて、ブリタイみたいに真空中に放り出されても死なない者もおり、さすがに
人間をそのままスケールアップしたわけではない(マイクローン状態では、多少頑強な他は人間そのもの)ザマス。

またこの設定はビジュアル的なインパクトも大きく、アニメの第一話では意図的に地球人類とゼントラーディ人の対比がなされないように
していて、ラストで戦闘ポッドから巨人兵士が這い出てくることで驚かせるという演出をやっていたザマス。(放映前に敵が巨人なのは
知っていたので、インパクト薄くなっちゃったけど。)「マクロスF」の時代だと、巨人用の民間人向け衣類だとか日用品が生産されていて
ショッピングモール がちょっとしたテーマパーク状態になっていたのが面白かったザマス。
このスケールの対比の面白さ、実写映画版のRobotechで上手に見せてくれることを期待するザマス。

(しかし昔も今も、劇中でのゼントランや登場メカ の図体は設定よりデカすぎ・・・実際はズバぬけて長身のブリタイですら、13.54m・・・
ザマスな。
これは他のリアルロボットアニメのメカでもそうな のザマスが。)




'08/05/16
真白き戦闘機、フィンランド湾上空にあり (前)

休みの日は 性懲りも無くIL-2 1946をプレイ・・・いや、飽きませんとも。でも、このところ続けてやっていた、ドイツ空軍のFw190A4 による
対地攻撃メインの任務だと、敵戦闘機と直接交戦して撃墜する前に、AIの操る護衛の味方機が先に敵を片付けてしまい、撃墜戦果が
いまいち伸びず、地上攻撃での戦果だけではなかなか勲章がもらえねえのが面白くない。だから敵機が接近してきたらさっさと爆弾を
放り出して空戦を開始したりするのザマスが、単独で編隊を離れると上官が「どこへ行く!」と無線でどなってくるザマス。
黙れ編隊長、俺に命令するなァ〜ッ!AIの分際で生意気ザマス!
なもんで、今度は1944年初めのソ連北部戦線・レニングラード方面で制空任務のFw190A8を駆って戦うことに。A4と異なり、A8は強力な
MG151/20機関砲四4門、7.92mmの豆鉄砲に代わり口径13mmのMG131二門と、火力が大幅に増しているザマス。おかげで日本機
みたいなドッグファイトをやろうとすると、たちまち翼端失速・スピンに入って危険なのザマスが、A4で飛行特性に慣れてきて加減が解っ
たので、以前よりは使えるようになったのザマス。あと、文句言われるのがイヤなので、最初から階級を少佐にしてやったザマスよ。
ちなみに所属部隊はグ リュンヘルツ(=緑のハートをエンブレムにしたJG54航空団)、現実にも大活躍した部隊。初陣 では八機のIL-2
シュトルモヴィク
が低空を侵攻してくるのを迎撃したのザマスが、私の機だけで五機も撃墜!初陣で即、エースになったザマス。IL-2と
いえば、対空砲火に耐えるためにコクピット周りが装甲に覆われ、それ自体が機体の構造材になってるタフな飛行機で、このシムでも
7.92mmや13mm、15mm機銃弾をガンガン弾いているのが確認できる怪物ザマスが、MG151/20(他国の20mm機関砲に比べ、炸薬
が多くてメチャクチャ強力)×4の威力は絶大!コクピットが無事でも翼は千切れ胴体はへし折れて空飛ぶガラクタに。
最初の 一航過で
二機に致命傷を与えてしまったし。これがLaGGYak等 のソ連の木製戦闘機だと、有効な一連射でバラバラに分解してしまうほど!
また、零戦や隼だと高速になるとフワフワ浮いてくる上に振動で照準しにくくなるけど、こいつは急降下でもビクともせず、どっしり安定
した銃座になってくれるのザマス・・・やっぱ日本軍であっても実際は格闘戦よりも一撃離脱先方での戦果の方が多かったわけで、
この手の重戦での戦闘を重視して新兵教育した方が、戦果も多く損害も少なかったろうに。

(続く)




'08/05/17
真白き戦闘機、フィンランド湾上空にあり (後)

さてこの後 も強火力で毎回戦果を挙げ続けたのザマスが、思ったほどではない・・・なぜなら
味方機も強すぎて、先に敵を始末されちゃって獲物がいなくなるから
恐るべしJG54、史実どおり熟練ぞろいよな〜。しかし、たまに不利な状況に陥って、損害を出すことも。たとえばフィンランド湾に面した
工業地帯を攻撃すべく、500kg爆弾を搭載したFw190が四機、自分を含む護衛のFw190が四機で発進。目標の手前でYak-7が二機、
低空でやってきて、爆撃チームを狙ってくるのを後ろから襲って自身で二機とも連続撃墜・・・そのまま先行した爆撃チームは目標に
直撃させて任務を成功させたのザマスが、直後、六機のP-40(アメリカ製のレンド リース機)が上空からかぶってきて奇襲!低空爆撃
直後ゆえ運動エネルギーが足りず上昇して逃げられないため、次々に被弾する味方機!Yak-7にかまっていたせいで出遅れた我が
護衛チームは大慌てで乱入するザマスが、バラバラになってしまい自身も二機に追い回される有様。そんな中、腕のいい味方ロッテ
(二機編隊ペアのこと)が近づいてきて敵がそっちに反応した隙を狙って反撃、一機撃墜!一連射でバラバラになってしまう木製のYak
と違い、P-40は多少タフなのザマスが、反面機敏さに欠けるので、追う立場に転じれば容易い相手よ・・・しかし、敵が全滅した反面、
爆撃チームの四機も全滅、護衛チームも一機が被弾してやっと浮いている状態
ちなみに私が墜とした以外の五機のP-40は、例の腕のいい味方一機が全部仕留めた!戦闘機相手に一回戦で五機とはやるのう。
そして被弾した一機は・・・自機をAIによる自動操縦に切り替え、Shift+F2キーで画面切り替え、その機を観察・・・エンジンの回転数が落ちて、敵 地である工業地帯に胴体着陸を敢行・・・本当ならもっと広い雪原に降りるべきところなのザマスが、もはやまともに方向転換
すらできないようで、建物をかすめるように・・・いや、翼端が接触!たちまち機体が跳ね、もう片翼も障害物にブチ当たってもぎとられ、
胴体だけになって激しく横転!キャノピーが弾けとび、パイロットは機外に投げ出される!そして、機首から雪溜りに突っ込んで
直立〜!エンジンはまだ生きていて、プロペラでなく機体がグルグル回転〜!
ありえね〜ツ(笑)!ドリルかっつうの。プロペラが雪で固定されたということらしく、トルクが全部機体の方にいっちゃったのか・・・まあ、
しょせんは本物じゃなくてシミュレーションってことじゃのう。最後にギャグになってど〜する。

(フィンランド空軍機もたまに出てくるザマスが、 Yak-9にバッファローがやられてしまっていたザマス。)




'08/05/18
「乙女チックラブコメ」って死語だよね、やっ ぱ

あいかわらず携帯 でライトノベルを、あと乙一とか西尾維新とかも読み始めたザマス・・・ラノベとの境界線って不明確ザマスな。
最近読んだラノベ、しかもラブコメで面白かったのが「
と らドラ!」 シリーズ
ちっこい美少女だけど性格がねじくれていて、強暴な虎の殺気を放つ通称「手乗りタイガー」と、今は亡きチンピラだった親父譲りの目付
きの凶悪顔で周囲に不良と誤解され、しかし実際は掃除や炊事が異常に好きな男子高校生という、同級生コンビが主役の話。まあよく
ありがちな設定ではあるのザマスが、メインキャラ全員どっか変なヤツばっかしで、普通な人ってほとんどいないのザマス。ところでこの
作品、漫画版も少し前に第一巻が発売、アニメ化も決定したのザマスが、これについての2ちゃんねるの掲示板なんかだと、原作を読ん
でない人たちは「手乗りタイガー」を見た目で「またツンデレキャラ?」扱いだったのザマスが・・・まあルックスや言動がそれらしいけど
ホレている相手に対しては全く「ツン」が無く「デレ」だけなので、似て非なるもの
なのザマスよ。というのも、この主役二人は(少なくとも当初は)互いにホレているのではなく、それぞれの親友を好きであることを知って
共闘する「同志」なのザマス。凶暴だけどさびしがり屋、でも強がりで前向き、しかし(金はあるんだけど)生活力に欠ける手乗りタイガー
を放っておけず、餌付けしたりかまってやったりしている、保護者的立場になった凶悪顔男子。それに対しぎゃあぎゃあ罵りながらも、
毎日男子の家に通って飯食ったりTV観ながら居座ったり、互いの悩みを語り合ったりう恋を成就すべく協力し合う「マブダチ」関係。でも
本当にホレてる相手同士には、この二人が付き合ってるのだと誤解され、しかも応援されてしまい困ったことに・・・王道ラブコメじゃのう。
もっとも、最新刊では凶悪顔の恋が成就されそうになった時、手乗りタイガーがいつの間にか凶悪顔の方を好きになっていたことを自覚
してしまって「続く」なので、変化があるかもしれないザマスが。
で、ラブコメの場合、状況設定などは二の次、三の次と見つけたり。どんな作品でも「キャラクター」は大切ザマスが、ラブコメの場合もう
100%これが勝負の決め手だと思うのザマスよ。たとえ他の要素が「ありがち」でも、よく練られたキャラクターが作者の予想以上に作中
を駆け回ってくれさえすれば、それで十分だと思うザマス。あと、この作者の場合、台詞回しがいちいち面白いのがよかったので
自分がラノベ書くときは参考にしよう(やるの?)

(顔が凶悪で周りから誤解されるけど、すごくいい ヤツが主役、という設定の作品では漫画『エンジェル伝説』が面白かったザマスな。
『クレイモア』よりはこっちをTVアニメ(OVA はあった)化していただ きたかったザマス。)




'08/05/19
むしろラジオドラマやドラマCD向きかもしれ ん

昨日触れたように。西尾維新の小説も読み始めたのザマスが
代表作らしき「戯言シリーズ」は全く読んでねえ!
ので、この人の作品全体についての評論にも何にもなって無いのでご注意。なにしろ、読んだのは評価が微妙なデ スノート
の 番外編
化 物語
」ザマスしねえ。漫画「デスノート」のノベライズ版、というのは劇中 名前だけ出てくる「ロサンゼルスBB連続殺人事件」を描いた
もので、キラ出現以前の竜崎と南空ナオミの話。もっとも、デスノートの外伝というよりは
西尾維新風味デスノ同人小説といった感じ
デスノのファンで西尾維新の作風を知らない人だったら、怒る確率高し。半ばギャグみたいなもんだし。あと、オチは小説ならではの手法
で、乙一の「GOTH」っぽくもあり(勘のいい人にはネタバレ?)。
「化物語」は、大雑把に言えば妖怪ハンター物ジャンルなのザマスが、似て非なるものであり、そもそも悪い妖怪や幽霊をやっつけると
いうより、怪異なものにとりつかれた人たちが主人公と妖怪ハンター(っぽい人)により、「自分で助かっちゃう」話。よくわからないと思う
けど、詳しくは本編をお読みください。しかしこれ、
上下刊で全五話だけど、第三〜七話相当だけで第一話・第二話相当が収録されてねえ!
というか、それに相当する話の一部が「傷 物語
」 として一年半も後(というか、つい先日)に単行本化されてるのザマス。仕事の無い時
に趣味として書き始めた小説で、思いついたところから書いたみたいザマスな。まあ一応何があったかはダイジェスト的に語られている
ので状況は理解できるのザマスが、ややこしい。しかしこのシリーズの最大の特徴は
無限に続くボケとツッコミがやりすぎで、ページのわりにサッパリ話が進まない
ところザマスな(笑)。この人の作品でもヘンテコキャラクターの思考と台詞回しが面白いのザマスが、この作品ではあきらかにやりずぎ、
クドすぎてお腹いっぱいなのが残念なところ。でもキャラクターは非常に立っているので、決して面白くないわけではねえのザマスが。
これも自分がラノベ書くときは参考にしよう(マジでやるの?)

(で、これもアニメ化するという話なのザマスが、台詞がものす げえ多くなりそう。)




'08/05/20
巨大エコノミー症候群兵器

戦車や戦闘機といった兵器の場合、攻撃や防御といった部分を強化した結果、乗員の居住性が著しく悪化してしまうものが多いザマ ス。
ソ連・ロシアの戦車などは、厚い装甲が内側に増し、火砲や弾薬の隙間に体をねじ込むように乗っている状態。以前私も中に入ってみた
こともある74式戦車の砲手席や操縦席も、恐ろしく狭かった(押井守によると、T-72はさらに狭かったとのこと)ザマスなあ。

アニメのロボット兵器の場合、演出の都合か劇中では、コクピットが設定より広めに描かれている場合が多いザマスな。「太陽の牙ダグ
ラム」のコンバットアーマーなどは劇中大きく描かれすぎているのでピンとこないザマスが、戦闘攻撃ヘリのコクピットのようにかなり狭い
のザマス。4mクラスのロボット、特に「装甲騎兵ボトムズ」のアーマードトルーパーや「メガゾーン23」のマニューバスレイブ、「ガサラキ」
のタクティカルアーマーなどは、手足を伸ばすこともできないほどギチギチ。数十分乗っているだけで体が痛くてたまらんザマスな。
ところで、全甲が16mを超えていながら、やはりパイロットにとってはギッチギチに狭い人型兵器もあるのザマス。
それはゼントラーディ軍の戦闘ポッドやパワードスーツ
なにしろ、乗り込む兵士の身長が10m前後なもんだから、「乗る」というより「詰め込まれる」「着る」というレベルなのザマスよ。なぜか
ゼントラーディの機動兵器はギチギチなものしかなくて、ある程度余裕のあるものは連絡艇や偵察艇(ケルカリア)みたいな全長100mを
超える「艇」しかないし、それ以上だとピケット艦以上の「艦」だし。代表的な戦闘ポッド「リガード」の場合、全高は15m以 上だけど腰痛
になりそうな乗り方で、しかも主動操作の部分も多いというシロモノ
・・・荷電粒子ビーム砲に発射ボタンとグリップが付いてるけど、これも
直接手でつかんで撃つのか?いくらなんでも非常用だと思うけど、着弾点を見ながら修正射撃しなくちゃならんザマスな。
これらはアニメの画面での演出上、バルキリーとサイズをあわせようとした結果だと思うザマスが、
兵器にとって最大のお荷物がパイロット自身
ということになってしまってるザマスな〜。一応理屈を考えてみると、これ以上大掛かりな機動兵器は修理ができないゼントランには扱い
かねるものであり、消耗品としての限界サイズなのかもしらん。もっともこのため(この時代のアニメの兵器はほとんどそうだけど)燃料や
弾薬のスペースが全然足りなくなってしまっているザマスな・・・ううむ、下手に理屈を考えてしまうと、巨人にする必然性がねえ〜。

(以前も語ったように、本当はゼントラーディ人はコンバットアーマーくらいのサイズであ り、画面での印象よりずっと小さいのザマスが。)




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