マウンテンバイク3号(中古完成車購入2011年8月)
ARAYA MUDDEY FOX(アラヤ・マディフォックス)MF26RCRB 1992年モデル 改


(2014/06 フレームとフロントフォーク以外ほとんど全とっかえ、リア7速から9速になった。 ダウンチューブに二つ並んだボトルケージは使い難そう
だったので、前方の物は斜め横に取り出せるタイプにしてある。ペダルはBMX/トライアルバイク用のアルミ製デカペダル。/ 城北中央公園にて)


(アラヤのカタログより。当時10万円、コンポは改造後のDeore LXより上のDX 。何故かカタログには自分の白+紫塗装バージョンが載ってない。
ステムがクイルとアヘッドの過渡的な仕様で、見た目アヘッド風だがスターファングルナット無しで、上にはアルミ製のキャップが被せてあるだけ。 )


古いマウンテンバイクがスリックタイヤ化され、クロスバイク扱いで販売され続けているマリン・ミュアウッズの購入後、オールドMTBとはどんな物かと興味 を持ち、
ヤフオクでボロい中古を17000円で落札、小汚くなったパーツの大半をダラダラと二年近くかけて交換したら別物になってしまったシロモノ。もっとも元々 付いていた
パーツは'90年代だけあって過剰品質な日本製ばかり、特に回転系は使い込んであるにも関わらず調子が良かった。シートポストがやけに出ているのとステム が
長い物に交換されてることからもわかるように、私の体格に比べフレームサイズがかなり小さいが、むしろ小回りが利いて使いやすい。この手のオールドMTB から
クロスバイクへと進化していったのがよくわかる。スピードはロードバイクに及ぶべくもないが、路面の荒れなど気にしない、安定した「どこにでも行ける感」 が良い。




(2014/06 リアビュー。ステムコンバーターでアヘッドステムが使えるようにしてある。
クランクセットとリアディレイラーも中古で、10年以上前のモデル。ブレーキは今風の
Vブレーキに交換せず、あえてカンチブレーキのままとした。 / 城北中央公園にて)




(2014/06 フロントビュー。長めのバーエンドバーが'90年代前半の
雰囲気だが、ハンドルは今っぽいライザーバー。シフターはシマノ
ではなく、安くてコンパクトなマイクロシフト製。 / 城北中央公園にて)
日本初の量産型マウンテンバイク。ちな みに世界初の量産型マウンテンバイクはアメリカのスペシャライズドが販売しているが、そのフレームもアラヤが製造して
いた。フルリジッド(前後共にサスペンション無し)、カンチブレーキ、クイルステム、トップチューブの傾斜の小さいクロモリフレームという、1980年代 後半〜1990
年代前半スタイルの典型的な古いマウンテンバイク。今のアルミ製MTBに比べて細くシンプルなクロモリフレームは、ロードのそれと違って硬く、サスも無い から
オフロードで震動を吸収せずに乗り手のテクニック任せ、頑丈さだけが頼りの愚直バイク・・・だがそれがいい。これを(画像のように)ユーザーがオフロード 用の
ブロックタイヤからオンロード用のスリックタイヤに変更、更にメーカーがホイールを700Cに拡大したものを販売し、現在に到るクロスバイクの始祖となっ た。


MY BIKES