マウンテンバイク2号(型落ち完成車購入2011年6月)
  MARIN MUIRWOODS(マリン・ミュアウッズ)EL 2010年モデル 700C改


(2015/06 フレームとクランクセット、フロントディレイラー、ヘッドセット以外のパーツ全とっかえ。シフターとリアディレイラーがシマノ ALTUS7速からSRAM X-5
9速へ、ホイールが(既に換えたあった)CENTURION BUCKFIRE40の26インチからSpecialized SIRRUSの700Cへ、それらに対応したブレーキに交換。なお塗装
のハゲやかすれに見える部分はデカールで、元からの仕様。戦車プラモのウェザリングを最初からやってあるような、面白い仕上 げである/ 城北中央公園にて)


(幅68cmもあったハンドルを、日本の法律で歩道上を走れる60cm以内に切り詰め、ついでにグリップも交換した、ありし 日のEL。ホイールリムが
真っ黒だが、これはブレーキシューの当たる部分まで塗装されているせいで、そのうち削れて銀地が見えてくる安物だ。画像の MUIRWOODSは
フレームが一番大きいサイズ19インチ。最小の15インチフレーム+26インチホイールなら、700Cホイールのクロスバイ クが大きすぎて乗れない
身長150cm台でも乗れるので、小柄な人や女性にもお勧め。よく見るGIANT Escape R3等より乗り心地は良いと聞く。 2011/06 荒川土手にて )


その汎用性から、使用頻度が最高だった26インチのMTB寄りクロスバイクを、700Cに改造したもの。後に MUIRWOODS 29erという、ディスクブレーキで29インチ
ホイールの製品も発売されているので、今更こんな改造をやる奴はいないだろう。700C用カーボン製フロントフォークはヤフ オクで落とした中古で、同じ MARIN
だけど何のパーツだろう?と思ったら、アルミ製クロスバイク・フェアファックスの物と判明。これの2006/2007 年モデルがミュア ウッズの700C/ ロード用コンポ/
アルミフレームバージョンという感じで、偶然にも見た目がよく似た形に仕上がった
。最大のメリットは、シクロク ロスバイクであるBMC CROSSMACINE CX01と
タイヤの規格が共通なこと、というかこのタイヤも本来シクロクロスバイクのために購入したが、使っていなかった物だし。リア ディレイラーも元のシマノでは なく
SRAMになっているが、ヤフオクで落札した、自転車ショップ出品の完成車取り外しパーツ詰め合わせに混じっていた物で、性 能的に同クラスのDeoreに 負けて
いない、思ったより良い物だった。代用となるアラヤ・マディフォックスの改造が終わったので、ブレーキのバネがヘタってきた 交換ついでに700Cに大改造 する
つもりが、まる一年もほったらかされていたのがようやく完了。以前の小回りの利く使い勝手の良い物から、より速度や走破性に 優れた物に生まれ変わった。




(2015/06 リアビュー。リアブレーキの台座位置は26インチのままな
ので、ブレーキシュー位置の上下幅が大きい、700Cに対応できる物
(新品)に交換。シートポストは以前フォーカス・イザルコに付けていた
物で、本来のMTB用になったわけである。サドルに挟まってるのは
チェーンが外れた時に直すため用軍手。まあこの自転車で外れた
ことは、改造前に一回しか無かったけれど。/ 城北中央公園にて)




(2015/06 フロントビュー。ブレーキワイヤーが長すぎだど、元々付いていた物を
カットするのがめんどくさかったのだ。フロントブレーキは中古のAvid。前後ともに
ガッツリ効きすぎてホイールがロック、シュワルベ・サミースリックタイヤが新品だと
ズザーッとスリップ、ドリフトするレベル。ブレーキレバーとスプロケットはキャノン
デールのクロスバイクからの中古取り外し品・・・どこもかしこも中古パーツだらけ。
 / 城北中央公園にて)
MUIRWOODSは 1990年代にク ロモリフレームのマウンテンバイク(当初フルリジッド、後にフロントサスペンション付き)として売られていた、アメリカの小 さなMTB
ブランドMARINのロングセラーモデル。2000年代に入ってからはスリックタイヤへの変更・リジッドフォークに戻され て、26インチホイールのクロス バイク扱いに
なっていた。そもそもクロスバイクとは、MTBのタイヤとホイールをオンロード寄りにして、オンオフどちらでもそこそこ走れ るようにした「クロスオーバー バイク」
から始まった物。今回700Cに改造したことで、MTBから今風のクロスバイクへの進化を再現した形となった。ベースになっ たMUIRWOODS EL(2010)は定価で
5万円を切る日本向け廉価版で、MTB用より軽いがショボいホイール、7速ボスフリーのスプロケット、バネの質が良くないV ブレーキなど、翌年からの廉価 版SE
より安いルック車みたいなパーツ構成であったが、軽快な街乗り用自転車として非常に「使える」一台だった。ただでさえ安いの を型落ち四割引で買った物だ し。

(2017/05 長距離を早く楽に走るという点ではメリダのフラットバーロードにかなわないため、利便性や悪路・悪天候下の走行性能優先で、キャリアを付け
タイヤをハッチンソンの28Cに換えた状態。キャリアの分、重量は増したが、スリックタイヤになったので、 走りは軽くなっている。/ 城北中央公園にて)



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